1: 名無しのアニゲーさん 2023/01/24(火) 07:34:29.96 ID:CaRvOBBS9
2023年冬アニメは、原作力がそこまで高くない作品が多く、話題性だけで言うと勝負にもなっていない。
また、目を引くのはいわゆる「なろう系」のアニメ化作品の多さで、その数は実に15本以上。「なろう系」は原作からしてターゲット層を絞った作品が多いため、“好きな人は好き”という位置に収まりがちだ。
そのためSNSなどでは、《前期はアニメめちゃ見たけど今期はなんも見なくてええかな》《前期に比べて今期のアニメはあまり気になるのがない》《前期は10個以上見るアニメあったのにどうして…》《今期アニメは正直心奪われる作品は無いかな…前期のアニメが良すぎた》《前期アニメ面白すぎて今期霞む》といった声が相次いでいる。
「TSモノ」がまさかの覇権アニメに!?
不作と言われてしまっている2023年冬クールだが、そこではまさかの作品が“覇権アニメ”に君臨しつつあるようだ。
それは『お兄ちゃんはおしまい!』(おにまい)というタイトルのアニメ作品。原作はねことうふ氏が手掛けており、もともと同人漫画だったが、2019年より『月刊コミックREX』にて連載されている。
同作はいわゆる「TSモノ」や「TSF」と呼ばれるジャンルで、怪しい薬によって成人男性から少女になった主人公・まひろの成長物語。男女の違いや兄妹の絆を描いたちょっと深いエピソードもあるのだが、基本的にはコメディで、フェティッシュ全開のお色気シーンも多い。
そんな『おにまい』が、『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』でお馴染みの『スタジオバインド』によるハイクオリティな作画でアニメ化され、「今期で一番面白いアニメ」だと話題に。
もともと原作がドイツや中国などで謎の人気を誇っていたこともあり、海外のアニメファンにも注目されている。
ちなみに今期は『To LOVEる-とらぶる-』の作者である矢吹健太朗氏の『あやかしトライアングル』もアニメ化されたが、こちらも「TSF」にカテゴライズされる作品だ。
マニアックなジャンルの流行に、《この世界はおしまい!》と危機感を抱いている人もいるようだが、2023年は“TS元年”になるかもしれない。
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