1: 名無しのアニゲーさん 2023/05/23(火) 07:15:37.24 ID:LATytMAD0
『ファイナルファンタジーXVI』の序盤の約3時間をプレイした私のメモには「自由度のゲームではない」と書かれていた。『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』や『ELDEN RING』といった自由度の高いオープンワールドゲームが評価される昨今において、不安を煽るメモなのかもしれない。
序盤において、プレイヤーはほとんど寄り道の余地もないままとにかくストーリーに沿ってゲームを進めていく。インタラクションできるオブジェクトはUIで表示されたものに限定されており、会話のできるNPCも頭上に吹き出しがあるキャラクターだけだ。その結果、クライヴは剣で無意味にタルを壊したり、延々と知らない人と会話をしたりすることはなかった。めちゃくちゃなことをするプレイヤーではなく、目的へ向かうごく普通の人間に思えた。だが、そのような体験は果たしてゲームとして楽しいのだろうか?
その答えを出すにはプレイ時間が足りなかったが、少なくともストーリーに没頭できたことは間違いない。
PS5に特化して開発されたからか、ビジュアルはとにかく精細であり、リアルであると同時に幻想的な雰囲気を帯びており、美しい。これまでの映像は暗めな印象を抱かせたのかもしれないが、明るくて癒されるような景色も少なくない。嘘偽りなく、PS5で見た最もきれいなゲームのひとつである。冒頭の3時間だけでも山岳地帯、城下町、沼地、森林などロケーションは激しく変化し、視覚的なバリエーションに富んだ贅沢なゲームであることがわかる。
https://youtu.be/BEV6hWE-iqs
https://jp.ign.com/final-fantasy-xvi/67923/preview/xvi3