1: 名無しのアニゲーさん 2023/06/27(火) 19:24:08.90 ID:pxBbszTJp
“元祖ジョーカー”小田急線刺傷事件 初公判で再現された「快速急行の地獄絵図」と「4件の万引き」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c1a566009d4e9228a3e74b600d80222c845f08a
事件を起こす約1カ月前の7月15日、対馬被告は世田谷区内の古本等販売店でゲームソフトを盗もうと、店内でケースの包装用ビニールを破る器物損壊事件を起こしていた。対馬被告が欲しかったゲームは、任天堂の大ヒット作「大乱闘スマッシュブラザーズ」。だが、ビニールを引き裂いたものの中身が入っていなかったため未遂に終わる。この事件は、店主が後に被害に気づき、警察に申告したことで明らかになった。
そして、迎えた事件当日の8月6日、対馬被告は朝から万引きを繰り返す。まず午前7時過ぎ、自宅近くのコンビニで「爽健美茶」(108円)を、午前11時40分頃には新宿区内のコンビニで「ハイネケン」「バドワイザー」「アサヒスーパードライ」など酒4点(計908円)を窃盗。いずれも所持していた白いトートバッグに隠すなどの手口で成功した。
だが、その数分後、近くの食料品店で「ベーコン」(859円)と「オリーブ塩漬け」(262円)を盗もうとしたところ、店員にバレてしまい、警察を呼ばれてしまった。「謝罪の言葉はないのか」と糾す店員に対し、対馬被告はこう答えた。
「こういう出会いになって残念です。出会い方が違えば食事に行きたかった」
その後、新宿署で取り調べを受け帰宅。午後6時頃、家賃2万5000円のアパートで酒を飲んでいたが、万引きを発見した店員に対し激しい恨みを募らせ、殺しに行こうと考えた。
だが、万引きが見つかった食料品店は午後8時に閉店することを知った対馬被告は、以前から考えていた電車内での無差別殺人を実行に移そうと決意する。そして、部屋にあった刃渡り21センチの包丁、はさみ2本、サラダ油をトートバッグに入れてアパートを出た。最寄りの小田急読売ランド前駅近くのコンビニで、さらに予備のライターやサラダ油を購入。午後8時18分、新宿行き各駅電車に乗り込んだ。
同26分、登戸駅で快速急行に乗り換える。そして、同29分、7号車に座っていた「もともと殺害の標的にしようとしていた、男にチヤホヤされるタイプの女性に近かったAさん(当時20)」(検察側冒頭陳述より)に、包丁で襲いかかった。