1: 名無しのアニゲーさん 2023/06/03(土) 13:19:42.53 ID:sws4yqTD9
アニメ作品のなかでキャラクターの声優が「離脱」ではなく、「一時的に休憩」するケースがあります。人気キャラの代役なだけあって、プレッシャーは想像以上のものでしょう。しかし視聴者にほぼ気付かせないレベルで、代役を務めあげた声優がいます。どんなキャラクターたちのことだか、わかりますか?
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声優とは、キャラクターに魂を吹き込むプロフェッショナルです。しかし、声優も人間ですから、やむをえない事情で収録に参加できないことがあります。そんなときは別の人が代役として声を当てることが多いようです。
完全に声優を交代するのであれば、たとえ声色に違いがあっても時間が解決してくれそうです。しかし、もとの声優にバトンを返さなくてはならない一時的な代役の場合は、キャラクターのイメージを損なわない、シビアな演技が求められます。この記事では、高度な技術を求められていたなか、ファンの期待以上に代役を務めあげた実力派声優たちをご紹介します。
まず『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するナミの代役です。ナミは物語の初期から登場しており、麦わら海賊団の航海士を務める主要キャラクターのひとりです。ナミを演じる岡村明美さんは、2001年頃に妊娠・出産のため、産休期間に入ったことがありました。
岡村さんの産休期間にナミを演じたのが、ナミの姉・ノジコを務める山崎和佳奈さんでした。山崎さんは自分自身を完全に役に没入させ、キャラクターと一体化する演技で知られています。代表作のひとつである『名探偵コナン』の毛利蘭を演じた際、空手家である蘭に近づくために、殺陣や太極拳などを習得したといううわさもありました。
ナミを演じたときも「あれ、ナミと蘭ねーちゃんって同じ声優さんだったのか?」「戻ったときに知ってビックリした。代役だったんだ」と圧倒的な演技力で視聴者を驚かせていました。
続いて『ドラゴンボール』に登場するビーデルの代役です。ビーデルは「魔神ブウ編」から登場し、ミスターサタンの娘として知られているビーデルを演じたのは、『YAWARA!』の主人公・猪熊柔を演じたことで注目を浴びた皆口裕子さんでした。『ドラゴンボール改』を制作する際、皆口さんは海外へ語学留学しており、そのときに代役を務めたのが柿沼紫乃さんでした。
柿沼さんの代表作といえば『美少女戦士セーラームーン』で主人公・月野うさぎの親友として登場した大阪なるではないでしょうか。柿沼さんは、なるが恋していた敵・ネフライト(三條院正人)が息絶えるシーンを演じた際、なるに感情移入するあまり、セリフがいえなくなってしまうほど号泣した、というエピソードがありました。
演じる役と真摯に向き合う柿沼さんが演じたビーデルは、「皆口ビーデルは当然として、柿沼ビーデルも最高……」「どっちも捨てがたいほど役にぴったり!」と『ドラゴンボール』ファンからも大好評でした。
最後に紹介するのは『名探偵コナン』で、主人公・江戸川コナンの同級生として登場する円谷光彦の代役です。光彦はどんな相手にも丁寧な敬語を使う礼儀正しい少年で、小 学校1年生とは信じられないほど、豊富な知識を持っています。
光彦の声を担当しているのは、『ポケットモンスター』のピカチュウや、『ONE PIECE』のチョッパーを務める大谷育江さんです。大谷さんは2006年頃に休職されたことがあり、その際に代役として出演したのが、折笠愛さんでした。
折笠さんは1988年頃に放送された『小公子セディ』の主人公・セディとして声優デビューし、『幽☆遊☆白書』に登場する桑原和真の姉・静流のような包容力のある女性役まで幅広い役柄を演じています。
光彦を演じた際も「いつのまにか光彦が折笠さんだった……。15回以上見ているのに、いまさら気付いたなんて言えない」「こんなにさりげない代役おるんか? 演技力すごすぎ」といった声が相次ぎました。
https://youtu.be/V6yLPXhxQMM