1: 名無しのアニゲーさん 2023/09/21(木) 15:03:55.59 ID:Q1n878Or0
[インタビュー]2度目のリメイク作「STAR OCEAN THE SECOND STORY R」は,開発者が遊ばせたいものではなくファンの思い出を満足させるものに
https://www.4gamer.net/games/718/G071806/20230919031/
4Gamer:
シリーズの中でも,特に人気の高い作品のひとつが「SO2」だと思います。2度目のリメイクを作るうえでプレッシャーはありましたか。
北尾氏:
正直にいうと,結構大きなプレッシャーがありました。私がシリーズに携わったのは,2003年に発売された「スターオーシャン Till the End of Time」からなんです。
「SO2」が発売された当時は,ひとりのプレイヤーとしてして遊んでいて,私自身は「ヴァルキリープロファイル」の制作に関わっていたのです。ただ,「SO2」を作っていた現場のスタッフともコミュニケーションをとっていたので,制作の方向性や当時の温度感,開発の皆さんの気迫は知っているんですよ。
それだけに,リメイクするなら今の技術と今のスタッフの情熱だけでなく,ファンの皆さんが持つ当時の記憶やオリジナル版開発者の思いなどを合致させ,越えていかなければならないんです。
4Gamer:
思い出を超えるのは大変ですよね。
北尾氏:
“思い出を甦らせる”だけであれば移植で済みますが,「SO2R」はリメイクです。当時の記憶は,思い出であるがゆえに補正がかかってしまうこともあり,下手な作りだと「オリジナル版のほうが面白かった」と思われてしまいます。
ファンの人たちの思い出,そしてこの25年で作り上げられたであろう作品のイメージを含めて形にし,リアルタイムで遊んだ人も面白く楽しめ,さらに初めての人にもプレイしてみたいと思わせるところへ落とし込まなければなりません。
小牧氏:
かなり苦労しましたが,オリジナル版や「Second Evolution」をプレイした人が,「当時の僕らがプレイし,楽しいと思ったゲームはこれだ」と思ってもらえるような作品を作れたんではないかと思っています。