【朗報】日本の「弁当」、アニメのおかげで世界に広まる。SNS受けも追い風になり各国ごとに進化

アニメ ネタ
1: 名無しのアニゲーさん 2023/09/14(木) 07:20:52.81 ● BE:565880904-2BP(2000)
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海外でのBentoの広がりは2010年ごろからフランスで始まった。フランスでは日本のアニメや漫画が人気で、登場人物たちが学校でみんなで楽しく弁当を食べる様子を見て、「これは何?」となった。

元々、フランスのお昼時間は長く、家に帰って食べる人が多かった。ガメルという食べ物を入れる容器があり、工場で働く人などの中には、サンドイッチやサラダを詰めて持っていく人もいたが、それほど普及しなかった。

そうした中、日本のアニメを見た若者が自分も弁当を作ってみようと始めた。実際にやってみると楽しく、安上がりで、自由に作れる。SNSにアップすると話題にもなる。こうしたことがフランスでBento人気の火付け役となった。

ネット時代にキャラ弁の影響は大きかった。誰でもそうだが、良いものを作ると他の人にも見てもらいたいと考え、SNSにアップしてアピールする。それを多くの人が見て「すごい!」となる。すると、さらに頑張ってキャラ弁を作る。

自作のキャラ弁をネットにアップしていた米国人の父親は、キャラ弁を通して子どもとのコミュニケーションが密になったと話していた。子どもは何が好きなのだろう、今は何がはやっているのだろう、おいしく食べられただろうか――などと気になる。子どもも「みんなにうらやましがられたよ」と親子の会話が弾むようになったという。

おいしそうな弁当を作ることは一つの表現文化になる。自らのセンスや素養、美意識といったものを表現できる。そうすると弁当作りは義務ではなく、楽しみになり、広がっていくのではないか。

さらにパリのリヨン駅では2016年、2018年、2021年に日本の駅弁のテスト販売をして好評を得た。電車が走る地域の郷土食にあふれた弁当を、電車に乗りながら楽しむというコンセプトは、フランス人にとっては新鮮だったようだ。

また、弁当はただ空腹を満たせばいいだけではなく、彩りや栄養、詰め方も考えているものだとアピールできたことは大きかった。

https://globe.asahi.com/article/14989371

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