アニメ担当「アニメの仕事が格下に見られていた時代、ジャニーズ事務所だけはちゃんと話を聞いてくれた」

アニメ ネタ
1: 名無しのアニゲーさん 2023/10/11(水) 16:47:44.29
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テレビアニメを放送していても同じ局の情報番組から無視される時代
 こうした光景はとくに1990年代くらいまでだろうか。

「ギャラやスケジュールの問題もありますが、主に理屈でない『格』の問題ですね」

 昼のバラエティに声優がレギュラー出演するいまとなっては想像できない若者もいるかもしれないが、声優という仕事が芸能人より下、むしろ芸能人になれなかったから声優、と決めつけられ、蔑視された時代は間違いなく存在した。それはベテラン声優からエッセイやトークなどで語られることもある「事実」である。もちろん楽曲提供やタイアップなどは別で古くからあったが「声の仕事」となると話は別、いまやなりたい職業ランキング上位の声優という仕事、いまの若者が思うよりずっと「格下」にされてきた「史実」がある。


 それがいまや「アイドルより声優」という志望者、むしろアニメの声優になりたいがためにまずはアイドル活動、という志望者もいる。

「そういう時代でもジャニーズ事務所はちゃんと話を聞いてくれた。作品にもよりますが、他の大手芸能事務所に比べれば『とても話しやすい事務所』だったと思います」

 あくまで筆者の好みで本稿の彼とは無関係に抽出するが、『ヴイナス戦記』(1988年)の植草克秀、『餓狼伝説 THE MOTION PICTURE』(1994年)の錦織一清、とくに香取慎吾の『赤ずきんチャチャ』(1994年-1996年)は多くのファンが覚えているだろう。ちなみに筆者は30年近く前の話だが雑誌「コンプティーク」編集部員時代に『サムライスピリッツ 破天降魔の章』(1994年)の記事を担当したことを思い出す。主人公の覇王丸の声を演じたのが香取慎吾(本章のみ)、その人であった。

 もちろん、いまでは人気絶頂のアイドルがアニメの声優など珍しくもない。むしろ話題作ともなると人気の若手俳優やアイドルがこぞって声をあてる。

「インターネット前は『ジャニーズが出てくれれば宣伝してもらえる』という意味もありました。テレビアニメなんて、自社で放映したって自社の情報番組やワイドショーから無視される時代でしたから。劇場アニメすらそうですよ。でも彼らが出てくれればテレビで扱ってもらえる。一般の方々に広く知ってもらうには芸能人に出て欲しい、それもジャニーズなら扱ってもらえますから、話を聞いてくれたり、実際に仕事をしてくれたりはありがたかったですよ」


https://news.yahoo.co.jp/articles/ebf52614efa5dedb07a530d6c72e09eb34a38a13?page=1

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