1: 名無しのアニゲーさん 2023/12/14(木) 17:20:04.97 ID:XAOytnTKd
とある人気ゲーム開発者が「批判は歓迎だけど、“こうすべきだった”というのはやめて」とお願い。“良いアイデア”でも実装できるかは別
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20231214-276106/
「開発にはいろんな事情がある」
本作でリードデザイナー兼ライターを務めたEmil Pagliarulo氏の投稿が注目を集めている。同氏は業界歴25年、Bethesda Game Studiosに19年間在籍するベテラン開発者だ。同氏は「自身満々で開発について言及してくるプレイヤー」の存在を指摘。つまり作品への批判などを投じる際に、開発についても口出しするユーザーがいるわけだろう。同氏は持論として、購入したゲームに文句を言うのはユーザーがもつ権利だと述べたうえで「開発過程をすべて知っているとは思いこまないでほしい」と伝えている。
なおEmil氏いわく、同氏自身にもかつて存在したゲーム情報サイトAdrenaline Vaultにレビューを投じていた過去があったそうで、当時は好き勝手な意見を書き込んでいたという。。また今でも時々SNSでゲームへの愚痴を書き込みたくなることはあるそうだ。
しかしEmil氏は、実際にゲーム開発に携わって、ゲームへの愚痴を投じることをきっぱりやめているという。理由のひとつは、プロとしてゲーム開発をおこなっていることもあり(同業他社を批判するのは)格好悪いからだそうだ。そしてもうひとつの理由は、ゲーム開発の困難さを身をもって知っているからだという。
Emil氏は業界に身を置くなかで、デザイナー、プログラマー、アーティスト、プロデューサーなどすべての開発者がそれぞれ懸命に働く様子を見てきたし、同胞たちを尊敬していると説明。それぞれの担当者は、リソースが不安定でストレスもかかるなか、譲歩や厳しい選択を迫られ続けているという。そのため才能ある開発者たちが手がけていても、リリース時にゲームが求められた水準に達することができない場合はあるそうだ。
さらにEmil氏は、開発がチームでおこなわれている点を強調。特に同氏が携わってきたような大規模なゲーム開発ではシナリオ、レベルデザイン、キャラクターモデルの作成、ゲームシステムのコーディングといったさまざまな仕事を、多くのスタッフがこなしている。彼らがハードワークによる燃え尽き症候群にならないようにしつつ、すべてを考慮したスケジュール管理も必要になるそうだ。