ガンダム監督「最近のフェミニズムは苦手。女性が男性並みに働くことだけが『活躍』とは限らない」

実写・ドラマ・劇場版
1: 名無しのアニゲーさん 2024/06/27(木) 11:00:24.95 ID:us3+x1w80 BE:167472944-2BP(1000)
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――作品には、魅惑的な女性キャラクターが多々登場します。

安彦良和:女性を描くのははっきり言って苦手だ。
女性の気持ちはなかなかわからないから、男性から見た女性として、勝手に理想化してしまうきらいがある。

今のフェミニズムは、女性という性を超越しようというふうに見えて、ちょっと苦手だ。
好きなのは、もっと原始的(プリミティブ)なフェミニズム。

『魏志倭人伝』には、男性の王ではクニがよくまとまらないときに、女子を擁立したらまとまったと記されている。
もっと遡れば、『はじめ人間ギャートルズ』に描かれているように、狩りに行った男性が空手で帰ってきたら、貫禄のあるお母さんが「甲斐性なし!」と叱るような、家でどっしりと構えている女性たちの姿があったのではないか。

これが要するに、「原始、女性は実に太陽であった」ということだ。
男性との役割分業があったとしても、それは差別ではなく、女性が大きな存在感を示していたのだと思う。
現代の「女性活躍」は女性が男性と同じように社会で働くことを重視する。もちろん、能力がある女性はどんどん社長にでも、総理大臣にでも、なっていくべきだ。
ただ、それだけが女性の活躍とは限らないだろう。

https://toyokeizai.net/articles/-/761494?page=7
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