インサイドヘッドの監督「アニメは“面白い”だけで終わってはいけない。社会の中の多様な人々の声を代表することが必要。」

実写・ドラマ・劇場版
1: 名無しのアニゲーさん 2024/08/14(水) 10:03:23.37 ID:c5CWEJvI0 BE:653462351-2BP(1000)
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――ピクサーという世界的な作品を作るスタジオのクリエイティブのトップとして、
映画の制作に伴う社会的責任と、アーティストとしてのやりたいこととのバランスはどのように取られているのか教えてください。

ドクター:とてもいい質問ですね。
要求とか需要っていうわけではないですが、現在人々は社会の中の色々な人たちを代表する声があることを
感じたいと思っているし意識するようになっています。
例えば男性である私が、女性の物語を語って良いのか。描かれることが少ない文化について語って良いのか。
私が共同監督を務めた黒人男性が主人公の『ソウルフル・ワールド』(2020)ではそのような難しい問題に直面しました。

(続き)
私が思うに、観客を驚かせ続けるための最善の方法は、さまざまな背景を持つ人たちが前に出て、
その人ならではのユニークな物語を語るようにすることです。
そしてその物語を、同じ立場にいない人にとっても意味のあるものにしたいのです。

観客が登場人物と同じシチュエーションに置かれたことや、
同じ経験をしたことがなかったとしても、「へえ面白いね」で終わるのではなく、
「その気持ち分かる!」「それ!まさに自分にもあった!」となるようなストーリーを見つける必要があると思っています。
だから、ユニークで多様な語り手を見つけることが重要なのです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/adbe18fe68a169d03581fe33858a497d3f261a73

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