1982年のアニメ業界、とんでもない覇権争いが行われていたwww

アニメ ネタ
1: 名無しのアニゲーさん 2022/01/03(月) 21:12:32.27 ID:CAP_USER9
1982年、月曜よる7時は戦場だった

『手塚治虫のドン・ドラキュラ』は、1982年の「月曜7時枠」で競争を繰り広げたアニメのひとつ。画像は原作マンガ『ドン・ドラキュラ』1巻(秋田書店)

※以下、すべての時間枠は関東圏での話となります。

 1982年4月の月曜日、夜7時から放送されていたアニメとは……。

・日本テレビ『ゲームセンターあらし』
・フジテレビ『釣りキチ三平』
・テレビ朝日『あさりちゃん』
・テレビ東京『手塚治虫のドン・ドラキュラ』

 以上、4作品となります。『ゲームセンターあらし』は、すがやみつる先生が月刊『コロコロコミック』などで連載されたマンガを原作としたアニメで、主人公の石野あらしがさまざまな強敵とゲームで対戦する物語です。当時の子供からは熱狂的な支持を受けており、筆者もこの時期は『あらし』を中心に見ていた覚えがあります。

『釣りキチ三平』は故・矢口高雄先生原作のマンガをアニメ化した、当時の子供に釣りの面白さを教えてくれた名作です。筆者自身も『三平』を見て釣りを始め、40年近く経った今でも暇を見ては海釣りに繰り出しているのですから、アニメの影響力おそるべしです。ただしこの時期は放送2年目に当たり、翌5月に放送は終了しています。

『あさりちゃん』は室山まゆみ先生原作のアニメで、小 学生のあさりちゃんがママのカミナリや姉のタタミからのイビリにもめげず、元気に日々を過ごす物語です。アニメ化された時期は連載開始数年の状況でしたが、後に長期連載となり2014年に連載終了。単行本100巻の金字塔を打ち立てるなど、少女マンガ史に燦然と輝く偉大な作品です。

 そして4つ目の作品が、『手塚治虫のドン・ドラキュラ』です。その名の通り、故・手塚治虫先生の原作マンガ『ドン・ドラキュラ』をアニメ化した作品ですが、本作は日本のアニメにおいて「最短で終了したTVアニメ」という記録を持っています。関東地方は全4話、地方局では7話、もしくは8話まで放送されたところも確認されています。

 脚本を担当した小山高生氏によれば、担当した広告代理店が4月末までに払わなければならない電波料を納められず、5月末まで伸ばしてほしいと交渉したが認められなかったため、放送を打ち切られてしまったとのこと。脚本は21話まで完成していたものの5本分が不渡りとなったことを明かしています。

『ドン・ドラキュラ』は真価を発揮することなく終了してしまいましたが、同じ曜日、同じ時間に並べられたタイトルとしては、歴史に名を残すレベルの作者が手掛けた作品ばかりです。もし機会があれば、今は大人となった当時の子供たちに、「あの頃どのアニメを見てた?」と聞いてみたいものです。

1/3(月) 17:10配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/395ed1fea17b89c328980fe6d6f71fdf5d0d543f?page=2
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