スラダン映画さん、復活上映するも大爆死したとニュースになってしまう……

実写・ドラマ・劇場版
1: 名無しのアニゲーさん 2024/08/23(金) 01:52:02.32 ID:ktMOZiX99
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  先週末には、夏休み興行のど真ん中にもかかわらず、2022年12月に公開された『THE FIRST SLAM DUNK』の「復活上映」がメジャー配給作品の大作と同水準の全国383スクリーンという異例の規模でスタートした。5月にそのアナウンスがされた際は、それだけ多くのスクリーン数を押さえられるほど今夏は有力な新作が不足しているのかと衝撃を受けずにはいられなかったが、フタを開けてみれば『キングダム 大将軍の帰還』、『怪盗グルーのミニオン超変身』、『インサイド・ヘッド2』と爆発力こそないものの現時点までに例年並みのヒット作は出ていて、結果的に『THE FIRST SLAM DUNK』は初登場9位という期待外れとしか言いようがない興行となった。

 いざこうして数字が出てみると、逆にどこに勝算があったのだろうと訝ってしまうが、はっきりしているのは勝算どうこうよりも、配給の東映の止むに止まれぬ理由があったということだ。というのも、今夏の東映は7月26日に『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』/『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』を公開した後、9月13日公開の『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!』まで新作の公開がないのだ。ちなみに、昨夏は同じく『仮面ライダー』シリーズと『プリキュア』シリーズの間に、『リボルバー・リリー』、『Gメン』、『禁じられた遊び』と3本の実写作品を公開していた。いずれの作品も興行的には芳しい結果を残せなかったわけだが、それも受けてアニメーション作品かシリーズ作品以外の企画が成り立ちにくくなっていること、かつてのような旧ジャニーズ事務所所属タレントの主演映画(『Gメン』と『禁じられた遊び』はそうだった)の量産体制が崩れてきたこと、などの事情が見え隠れしている。

 「勝算」というよりも「賭け」として、もしかしたらパリ・オリンピックでのバスケ日本代表の躍進を期待していたのかもしれないが、日本代表の戦績にかかわらず、少なくとも前回の東京オリンピック前後から、オリンピック景気を当てこんだ作品はフィクション作品もドキュメンタリー作品も総じて苦戦している(東映も今年6月に『BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち』を公開しているが、大きな話題にはならなかった)。オリンピックと映画興行の連動は「もうそういう時代ではない」とそろそろ諦めた方がいいのではないか。


https://news.yahoo.co.jp/articles/863484e05f24e43318ff62267e99dd784b2ff962

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