1: 名無しのアニゲーさん 2024/10/01(火) 16:28:56.94 ID:xHfmO4Dh0
Eurogamer, GameIndustry.biz, PC Gamerなどの報道によると、パルワールドの訴訟に関連し、日本では取得されていた任天堂の特許の一部は今年7月に米国特許商標庁から拒絶されていたことが明らかになった。
https://kultur.jp/designed-patents-were-rejected-once/
このUS-App-3は米国特許商標庁から「主題適格性を欠いている(lacking subject matter eligibility)」として拒絶された。
すなわち、出願内容が抽象的すぎるか、特許の有効範囲ではない自然法則などに基づいているという理由である。
このUS-App-4は米国特許商標庁から「進歩性欠如(obviousness)」を理由に拒絶された。
すなわち、「専門家であれば誰でも容易に発明できる」という意味だ。
>任天堂が米国で出願し、拒絶されたのは、出願番号 18/652,874 「US-App-3」と出願番号 18/652,883「US-App-4」で、いずれも今年5月に出願され、7月19日と7月31日に拒絶が通知された。(※最終拒絶ではないため、出願内容訂正の猶予が与えられる)
US-App-3は以下の通りで、要約すると、「仮想空間内のキャラクターに捕獲用アイテムを投げ、それがキャラクターに当たった場合、成功判定が行われ、成功すれば対象を所有物にできる。また、狙った方向に戦闘キャラクターを投げるとフィールド上にいるキャラクターと戦闘が始まる」というもの。
US-App-4は以下の通りで、要約すると「仮想空間内でプレイヤーキャラクターが自分の所有しているキャラクターから選択しそれに乗ることができ、搭乗状態で別の操作を行うと空中を移動可能な状態にし、さらに操作を行うと空中を移動できる」というもの。
この2つは、特許審査を通常よりも大幅に早めるためのプログラム「Track One」を利用して提出されたようである。Track Oneを利用するには追加の手数料を払う必要がある。
GameIndustry.bizは、この2つの特許出願を「パルワールドを標的とする意図で提出されたと推測できる」としており、任天堂がアメリカでもパルワールドを特許権侵害で提訴する可能性を示唆している。