【悲報】メディア「VTuberブーム大失速、新人育たず、転生問題も深刻化」

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1: 名無しのアニゲーさん 2024/09/27(金) 09:16:08.74 ID:uN+C3Ei70 BE:482046343-2BP(1000)
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国内有数のVTuberプロダクションで、「にじさんじ」を運営するANYCOLORが9月11日に衝撃的な決算を発表した。2024年5-7月の売上高が前年同期間比で17%近くも減少したのだ。大幅な減収によって3割超の営業減益となっている。度重なる上方修正で市場を驚かせてきたANYCOLORだが、ついに息切れ状態に陥った。そして、ANYCOLORやカバーの決算からは、VTuber市場そのものの失速も見て取れる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c404d17149c2b66b99fca8b5fecef0928391a16d


グッズの販売と動画配信で得られる収益が軒並み減少

2024年5-7月のANYCOLORの売上高は、前年同期間比16.9%減の74億3600万円だった。同社は同期間の売上高を、81億円から83億円というレンジで予想していた。それを大幅に下回っている。

ANYCOLORは不調の主な要因として、期初に計画していたイベントのうち、1件を延期、1件を中止したためだと説明した。

延期されたのは、6月15日に開催が予定されていた「さんばか 5th Anniversary LIVE ~3!参!SUN!~」。メンバー1名の体調不良が原因で延期となったが、12月6日に再開催が予定されている。

中止になったのは初のアメリカ公演となるはずだった「NIJISANJI EN SUMMER JAM」と「"Welcome to Wonder Wander World" Concert in L.A.」だ。

イベントは事業全体で5億円近い売上を予想していたが、延期と中止によって2100万円ほどに留まっている。

しかし、今回の決算で注目すべきはコマース(グッズの販売)の売上減が著しい点だ。

2024年5-7月のコマースの売上高は46億2800万円で、前年同期間比で2割(11億円)の減少となった。期初に出した予想の下限である50億円よりも4億円あまり少ない。

ANYCOLORは2024年7月に販売したグッズの売上が、第2四半期以降へと期ズレを起こしたと説明した。

ところが、その影響は2億円から3億円ほど。特殊な要因を考慮してもなお、予想の下限に届かなかったということだ。コマースは売上全体の6割を占めるANYCOLORの生命線。早くもそれが弱含んだことを示している。

また、収益を下支えするライブストリーミングが減収となっている点も見逃せない。ライブストリーミングは動画の投げ銭や広告費などで稼ぐ、「にじさんじ」の人気のバロメーターだが、2024年5-7月は前年同期間比で1割の減収となった。






売れっ子VTuberの離反に悩まされるカバー


「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社も状況は厳しい。

2024年4-6月の売上高は前年同期間比24.8%増の64億1600万円だったが、営業利益は同6.8%減の8億3400万円だった。増収、営業減益である。

上半期の業績予想に対する進捗率は、売上高が44.5%で営業利益が34.7%だった。特に利益面での進捗が遅れている。

営業利益率が17.4%から13.0%に下がった主な要因は人件費だ。カバーは2024年4-6月の人件費が8億9400万円で、前年同期間の1.4倍に膨らんでいる。

人材への投資は成長戦略に盛り込まれており、計画的なものだが、これほどの減益となったのは、予想よりも売上が伸びていないためではないのだろうか。

今年、VTuberファンに衝撃を与えたのが、「ホロライブ」に所属していた湊あくあの卒業だ。8月28日に活動を終了した。会社との方向性の違いが理由だという。

湊あくあはチャンネル登録者数が200万を超えた超売れっ子である。兎田ぺこらの260万、星街すいせいの240万に匹敵する数だった。

湊あくあは、SNS上で転生の噂が絶えない。転生とは、“中の人”がキャラクターや活動拠点を変えて活動を再開することだ。

カバーはVTuberに付随するIPそのものを保有している。しかし、本人の活動を制限できるのかは微妙なところだ。

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