1: 名無しのアニゲーさん 2024/09/28(土) 15:23:48.06 ID:XMjdbEno0● BE:663766621-2BP(2000)
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』での一騎打ちの最中、シャアはアムロに「情けないモビルスーツと戦って勝つ意味があるのか?」と言いました。
しかし前半でアムロが乗っていたリ・ガズィも、決して情けなくない戦績を挙げています。
シャアはどうして「情けないモビルスーツ」と評価したのでしょうか?
リ・ガズィはΖガンダムの量産型として開発された経緯があります。コストのかかる変形機構を簡易なものにすることで、既に少数の量産がされていたΖプラスシリーズよりも低コスト化が図られました。
ウェイブライダー形態への変形はBWS(バック・ウェポン・システム)と言うオプションパーツに集約することで、低コスト化と同時に本体のジェネレーターの大型化も実現。低コスト化に加えて大口径ビーム・キャノンによる高火力も両立させています。
しかしそれでも、シャアにとって満足のいく性能ではありませんでした。
一年戦争の時代から、ずっとライバルであり続けたアムロと決着をつけるならば、アムロにもサザビーに匹敵する性能のモビルスーツに乗ってもらう必要があったのです。
そのため、シャアはサイコフレームの情報を連邦側に横流しし、サザビーと同条件で戦えるモビルスーツであるνガンダムを作らせました。
つまりリ・ガズィに限らず、νガンダムを受領する前の連邦軍には、シャアを満足させる性能のモビルスーツはいなかったということでしょう。
https://anigala-rew.jp/column/gundam20240928/